◆ 石破氏 敵基地攻撃能力の検討を

「ミサイル防衛」っちゅうたところで、やってみん事にゃ当たるがどうか分からんわけで、確実に「防衛」する為には「敵基地攻撃」しかないんで、心情的には全面的に同意するし、検討もするべきやと思うんやけど…

自民党の石破茂幹事長は14日午前のフジテレビ番組で、弾道ミサイルなどの攻撃を未然に防ぐための敵基地攻撃能力について「自衛権として法的に確認されている」と指摘した。

政治家はこう言うしかないんやけど、こういうのは、もうやめた方が良いと思う。

これの「法的根拠」ってのは…

国連憲章第51条

この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。


これな。

国内法よりも条約の方が優先する論理と、国連憲章を批准してるから、日本にもこれが認められてるって「解釈」なんやけど…

これがあるから「自衛隊」も認められてるんやけど、個人的には、憲法を素直に読めば日本に「自衛権」なんかないと思う。

憲法前文に…

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。

って書いてるやん。

日本国民の安全と生存は、諸国民の公正と信義に委ねられてるわけで、自発的に「国を守る」って事は書いてない。

そういう事をする国がないんやから、「国を守る」って事も考えで良いって言うとるねん。

そういう国があったらどうするって事は書かれてない。

これがあっての…

憲法9条
第1項:日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

第2項:前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


これやで。

何で自衛隊が「合憲」なんかさっぱり分からんっちゅうの。

憲法を変えずに日本を防衛する為に編み出した「解釈」で「合憲」にしとるだけで、こういうのは「大人の都合」が分かる人間にゃ理解できるけど、何も知らん子供にゃ理解できん。

ちゅうか、ちゃんと子供に説明できんやろ。

なので、こういうのはもうやめて、ちゃんと「やって良い事」を憲法に書いて、それ以外は「やったらあかん」って事にするべきやねん。
憲法9条に限らず、こういう「矛盾」が多過ぎる。

こんな「解釈改憲」をいつまでも許してたら、矛盾だらけで頭がおかしくなるし、「ルールを守る」って事を子供に教えられんようになる。

ちゅうか、憲法ってのは政府を縛る為の最高法規。

これ以上やったらあかんって事を規定するもんやのに、「解釈」なんかで変えられたら、何でもできるようになる。

何が怖いってこれが一番怖いって事に国民は気づくべきですな。

とっとと憲法を変えて、軍隊も持って、「普通の国」になるべきで、何よりも誰が読んでも、どう解釈してもそうとしかならんような憲法を持つべき。

罰則規定も設けて、憲法裁判所もちゃんと作る。

そうやないと、政府が暴走した時に止められんようになる。

という事で、1日も早く憲法を改正して欲しいもんです。

ただ、自民党の憲法草案でも国権の強化と私権の制限が書かれてるんで、その辺は注意が必要やけどな。

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気高く、強く、美しくあれ―日本の復活は憲法改正からはじまる


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