◆ 「誤った記憶」の作成に成功

理論的にはできるのは分かってたけど、とうとうできるようになったか。

脳を刺激して実際と違う誤った記憶(過誤記憶)を作り出すことに、ノーベル賞受賞者の利根川進・米マサチューセッツ工科大教授と理化学研究所のチームがマウスの実験で成功したと、26日付の米サイエンス誌に発表する。

こういうのが可能になったら、「自供」とか「供述」は証拠にならんようにしてもらわんと、警察がこういう機械を持ったら、何ぼで「冤罪」つくれるやん。

それと誤った記憶をつくる事ができるって事は、ちゃんとした記憶ってもんもつくれるわけで…

そうなると、「勉強」っちゅうもんが必要なくなるけど、そうなると人間ってどうなるんやろな。

「一夜漬け」っちゅう苦労もなくなるけど、「経験」っちゅうのも「記憶」の積み重ねなわけで、それもコピーしたら終わり。

職人もいらんようになるんやろか?

まぁ、頭で分かっても体がついていかんって事はよくある事なんで、体の動きってのは、記憶以外にも何か関係してそうやけど、いずれはそういうのも解明して、そういうのも含めて完全コピーできるようになったら…

バックアップさえ取っときゃ「永遠の命」を手にする事も可能なわけで、何ともそら恐ろしい話ですな。

誘拐して記憶を差し替えるって事件も起きたりするやろうしなぁ。

何にしても、人類は「神の領域」っちゅうか、とんでもないとこに踏み込んだようですな。

こうなってくると、「やれるけどやらん」とか高度な倫理観ってのが必要になってくるけど、欲に凝り固まった人類がそんなもんを制御できるわけもなく、いずれはとんでもない世の中に…

何か、ええニュースのはずやのに、暗い未来しか想像できん(笑)

もうちょっと「ヒト」ってもんを信用した方がええんやろうけど、どうしても「性悪説」で考えるからなぁ。

まぁ、どうせオイラが生きてる間は実現と思うんで、こういうのが「杞憂」で終わるような「人類」であって欲しいもんです。

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記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方


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