◆ 生活保護が過去最多を更新
個人的には、貧乏人が飯を食えんで餓死するのは、「自然の摂理」やと思ってるんで、生活保護なんて制度はなくしてもええと思ってるんやけど、自然の摂理に逆らうのも人間やし、「可哀想」っちゅうて自己満足するのも人間。
更に、人間、食えんようになると犯罪に走るのも「自然の摂理」なんで、治安維持のｺｽﾄとしてはあっても良いとも思ってる。
けど、今のままの生活保護制度は、早急にやめた方が良い。
「失業保険」と「生活保護」が一緒になってるってのが最大の問題ですな。
働けるのに仕事がないから生活保護貰ってるのと、働く事ができんから生活保護を貰ってるってのは明確に分けた方が良いと思う。
こんな風に失業保険からこぼれたのを生活保護に回してるから、生活保護が増えるねん。
生活保護に回してもうたら、職業訓練させるにしても、働けるのに仕事がないんか、働からへんのか区別がつかんので、それを区分けするのに、また行政ｺｽﾄがかかる。
この「行政ｺｽﾄ」がﾊﾞｶにならんねんな。
なので、この行政ｺｽﾄをなくす為にもﾍﾞｰｼｯｸｲﾝｶﾑに移行するべきやと思う。
ﾍﾞｰｼｯｸｲﾝｶﾑを導入するとしたら、今の財源じゃとてもやないけど足らんので、税制も根本的に見直さなあかん。
個人的には、消費税を50%にしてﾍﾞｰｼｯｸｲﾝｶﾑを導入して、「日本国民なら誰でも飯だけは食わせてやる」って国にすればええと思う。
飯に困らんようになったら、労働環境も変わってくるし、労働者も必死で働かんで良くなる。
飯に困らんようになるんで、永遠に夢を追い続ける人も出てきたりして、文化も活性化する。
行政ｺｽﾄも大幅に減らせるし、社会保障費も大幅に減らせる。
細かい試算は専門家に任せるとして、そろそろこういう「提案」ぐらいはしてもええんとちゃうかね。
で、そういう提案を見せて、ﾍﾞｰｼｯｸｲﾝｶﾑのﾒﾘｯﾄ、ﾃﾞﾒﾘｯﾄを国民知らせて、現状のままで良いのか、ﾍﾞｰｼｯｸｲﾝｶﾑを導入した方が良いのかって選択を迫ればいい。
現状のままで、小手先の変更をして、「借金が増えました。また税金を上げます」「社会保障費が増えました。また税金を上げます」って言われても、「お前らの失政のﾂｹを払わされてるだけやんけ」としか思えん。
なので、ﾍﾞｰｼｯｸｲﾝｶﾑの検討ぐらいはして欲しいもんですな。
そうすりゃ、ﾍﾞｰｼｯｸｲﾝｶﾑが導入されんとしても、国民全体が「社会保障」って事に対して知識が増えて、新たな「社会保障」のｼｽﾃﾑが生まれるかもしれんし、「税と社会保障の一体改革」とやらにも関心が高まって、根本的に見直す事ができる。
現状のまま放置してても、「弱者切り捨て」か「破綻」の道しかないねんで。
もう、小手先の議論はお腹いっぱいなので、そろそろ根本的に見直して欲しいもんですな。
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