◆ 所得税、納税に2億円上限案


欧州では、カネ持ちから税金を取るように、カネ持ち自身も言うとるのに、日本はカネ持ち優遇と。

所得税は収入に比例して税率が高くなる仕組みだが、どんなに収入が多くても納税額の上限を2億円にするなどの案が浮上している。

まぁ、2億円も税金払うんやから、ええとも思うけど、10億稼いでも2億、20億稼いでも2億ってのは、ちょっとなぁ。

だいたい…

政府・自民党内に浮上している納税上限2億円案の対象となる人は、単純計算で4億〜5億円以上の収入がある人となる。日本の場合は、大手企業でも数億円の報酬を得ている人はごくわずかで、広範な「金持ち優遇」にはならないと判断した。

「ごくわずか」って言うときながら、その「ごくわずか」な人間の為だけに税制改正するのっておかしいと思わんのやろか?

どうにも日本には…

「noblesse oblige(ノブレス・オブリージュ)」

って意識が根付かんようで。

ちゅか、カネ持ちが日本から逃げ出すとかって事もあるけど、優遇税制を考えるより、勲章を与えるとか「名誉」を与える事を考えた方がええんちゃう。

2億も税金納めるような人は、もうあんまり「カネ」には興味ないやろ。

政府の特別顧問に迎えるとか、何かしら「名誉職」を与えてやった方がええと思うねんけどなぁ。

海外移住にしても、「これだけ税金を納めてるのに感謝もされん」って事もあると思うで。

何にしても、税制を考えるなら、こういう枝葉末節の小手先の議論やなくて、もっと抜本的に社会保障(還元)も含めて、国家としての全体の設計図を考えて議論して欲しいもんですな。

「こういう国にするから、こういう税体系にする」ってのが、政治の基本やろ。

議論する事自体は否定せんけど、今の税体系なら社会保障の維持も難しいんやし、どうせ議論するなら、もっと抜本的な事で議論して欲しいもんです。

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