◆ 経済格差 子の学習意欲にも差

貧乏が原因なんやなくて、勉強の重要性を理解してないのが原因やねんな。

大阪府は、府内30市町村の小学5年生と中学2年生、その保護者の8000世帯を対象にしたアンケート結果をもとに、経済環境と学習状況の関係などを調査しました。

その結果、経済的に最も困窮している区分の家庭では、学校の授業以外の勉強時間が30分未満という割合が3割を超え、子供の学習意欲が低いことが分かりました。


ネットアイドルの件でも書いたけど、こういう貧困層ほど「勉強しても社会で役に立たん」とか「学歴じゃなくて実力」とかっていう謎理論を出すからねぇ。

学がなくて苦労してるのに、そこから目を背けて、子供にもそれを押しつけるから、こういう事になる。

職人にでもなるなら別(それでも基本的な学力は必要)っちゅうか、経験で補える部分もあるけど、一般社会やと学力の差はスタート地点の差になる。

いくら学歴社会じゃなくなったとはいえ、高学歴ってのは理解力が高いから、仕事を覚えるのも早い。

学歴社会じゃなくなっても、そこで「学歴」の差ってのが出て来るねん。

それに、高学歴ほど知ってる知識の量が多いわけで、会社が教える事が少なくなるから、収入の高い職に就ける確率も上がる。

「学歴」は必要なくても、学歴に相当する知識は必要なわけで、その為に「勉強」は重要やねん。

そこを(勉強は必要ないって考える)貧困層は勘違いをしてる。

ちゅうか、論理的思考を身につける為にはそれなりの「学力」が必要なわけで、直接学校の勉強が役に立たんでも、間接的に必要な事が多いねん。

そもそも、自分が勉強してないから、子供の「勉強しろ」って言うても、何をどうさせてええか分からんしな。

こういう「子供の貧困」の話を「経済格差」に絡めるからおかしな方向に行く。

「カネがないか学校に行けない」だから「学校無償化」。

これも間違いやないけど、これだけ用意しても、親の考え方が変わらん限り根本的には解決せんねん。

子供は親の背中を見て育つし、親が教育に無関心やと子供は当然勉強せんようになる。

「あんな大人になりたくない」って親を見て思う子供はなかなかおらんからねぇ。

ちゅうか、貧困層でも親が教育熱心やと子供もそれなりになる。

なので、「親の経済格差が子供の学習意欲に差」って考え方は改めて、親の経済力の問題やなくて、親の教育に対する考え方の差って事で、この問題を考えるようにして欲しいもんです。




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学習意欲の心理学―自ら学ぶ子どもを育てる


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