シリーズ「なくせ!危険運転」。あおり運転が社会問題となるきっかけとなった東名夫婦死亡事故から5日で1年です。拘置所にいる被告の男が、JNNの取材に「遺族に謝りに行きたい」などと話しました。
「悪いことをしたと思っとる」(石橋和歩被告)
右手を口にあて、小声で答えた石橋和歩被告(26)。去年6月、石橋被告は静岡県の夫婦からパーキングエリアで注意されたことに腹を立て、あおり運転を繰り返して夫婦の車を追い越し車線に停車させました。そこにトラックが追突し、夫婦は死亡。石橋被告は危険運転致死傷などの罪で起訴されました。
「(Q.なぜ追いかけて行った?)言われたらこっちもカチンとくるけん」(石橋和歩被告 去年10月)
逮捕前、こう答えていた石橋被告。発生から5日で1年。拘置所にいる石橋被告がJNNの面会取材に応じました。
「私のことは覚えていますか?」(記者) 「うん。逮捕の前に、なんか俺のこと報じたやろ。こいつ、ぶっ殺そうと思った」(石橋和歩被告)
「ここを出たら謝りに行きたいと思っとる。やり過ぎたなと思っとる」(石橋和歩被告)
「友人などから運転について言われたことは?」(記者)
「・・・特にないかな」(石橋和歩被告)
「自分の性格をどう思いますか?」(記者)
「ふつう」(石橋和歩被告)