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ぶんぐ瓦版　号外
2008/5/16

◆ 救出打ち切られ、親が手で 四川大地震

「72時間の壁」ねぇ…

そんな簡単に割り切れるもんかね。

「じゃ、何時間作業したら気が済むねん」って言うかも知れんけど、そりゃ遺体でもええから見つかるまでやろ。

まぁ、死んだとみなして作業するのと、生きてるもんとして作業するのとじゃ、作業効率が全然ちゃうけどな。

ちゅうか、72時間過ぎてもｾﾞﾛやない。

地震発生後24時間以内の生存率が70%。

48時間以内の生存率が30%。

72時間以内の生存率が15%。

96時間以内の生存率が5%。

極端に下がるとはいえ、「奇跡」やない。

現に、地震発生後10日後に救出された例もある。

こんな機械的に割り切れるのは、「命」が軽いからやろな。

※心が痛むので閲覧注意。

写真1

写真2

こういう現場を見て、そんな簡単に割り切れるんかね。

「人口が10万人減っても、1週間で戻る」って言うとる中共幹部がおるとか、おらんとか言う話も出てきとるけど…

費用対効果を考えりゃしゃない面もあるんかもしれんけど、日本でこういう事が起きたらどうなるやろな。

ちゅうか…

遺体が多数埋まっている場合、感染症が発生するおそれがあり、白衣を着た職員が校舎のがれきに向かってﾎｰｽで消毒液の散布を始めた。

これは、やり過ぎやろ。

親が必死で探してる横で、消毒液の散布…

合理的っちゃ合理的やけど、ここまで出来るもんなんやな。

で、「これは人災だ」ってﾈｯﾄで書き込みして逮捕されとるけど、「人災」って言われてもしゃないんちゃうか。

写真3

学校で教科書が散らばって、子供ががれきの下敷になっとる写真なんやけど…

鉄骨があまりに細い。

日本じゃ避難場所になる学校がこれやからな。

とはいえ、日本も耐震基準を満たしてる学校は4割しかないっちゅう話やけど…

中国うんぬんより、日本も対策を急げっちゅうの。

それと前回のあとがきでも書いたけど、人災で一番言われてるのが「三峡ﾀﾞﾑ」

何でも2006年には、3年以内に「三峡ﾀﾞﾑ」が原因で大地震が起きるって指摘されてたんやと。

的中しとるがな。

地震の専門家の間では「誘発地震」って言うらしいんやけど、ﾀﾞﾑの水圧がﾌﾟﾚｰﾄに影響して、地震が発生する事例がようけあるらしい。

世界中でﾀﾞﾑ周辺での地震の事例があっても、日本も「黒部ﾀﾞﾑ」周辺でﾏｸﾞﾆﾁｭｰﾄﾞ4.9、「牧尾ﾀﾞﾑ」周辺でﾏｸﾞﾆﾁｭｰﾄﾞ6.8の地震が起きた記録が残ってる。

それ以来、水位を低くしてるらしい。

結論として、高さ100m以上の巨大ﾀﾞﾑは地震を誘発する可能性が高いんやって。

ﾈｯﾄで言論統制しとるのも、触れられたくない「事実」がようけあるからなんやろな。

日本のﾏｽｺﾞﾐも、この「誘発地震」の可能性について、もっと言及するべきやろ。

ここに踏み込むと、世界のﾀﾞﾑにゃ、日本の大手ｾﾞﾈｺﾝが大きく関わっとるしな。

こっちも色々、触れられたくない「事実」が出てくんちゃうか。

肝心な情報は、いつも庶民に届かん。

中国を批判してる暇があったら、もっと広く情報を発信して欲しいもんやな。

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