◆ 亀岡 運転少年に懲役5-8年

10年でも軽いと思うのに、それを割り引く理由が分からん。

検察側は3件の無免許運転を併合罪として法定刑の上限を求刑したが、裁判長は「事故と別の機会の2件の無免許運転は居眠り運転と因果関係がない」とし、求刑は重すぎると判断した。

あのぉ、法解釈でこれに「危険運転致死傷」が適用できんからって事で、法テクニックで罪にふさわしい罰を与えようとして苦心して、色々合わせたってのは理解しとるか?

それを理解した上で「求刑が重すぎる」って判断して割り引いてるんやったら、「司法に市民感情を」って事で導入した「裁判員裁判」の意義が根底から覆るんですけど…

何の為に「裁判員裁判」って導入したん?

だいたい「厳罰化」っていうけど、厳罰化やなくて「適正化」やねん。

それに、こんだけ罪と罰が比例せんかったら、「法治国家」ってのが根底から崩れる。

「やったもん勝ち」になってまうがな。

そもそも無免許が「危険運転」やなかったら、「免許制度」って何の為にあるんやろな。

技術があればやって良いなら、「免許」ってもんはいらんわけで、免許取得できる年齢やのに、免許がないって事は、それだけで「技術がない」って判断してええんちゃうん。

車に限らず、医師免許ってもんも技術がありゃ許されるんか?

薬の調合は?

「できる」けど、やらさんのは、仮に技術があっても免許がないから、その技術レベルに達してないって判断して、即ち「危険」やからやろ?

どう考えても、「無免許運転」ってだけで「危険」やと思うねんけど…

まぁ、これは裁判所を責めるよりも、法律をつくる事が仕事の「政治家」を責めるべきかもな。

政治家って、法律をつくるのが仕事ってのを忘れとるんちゃうか?

明治時代から全然変っとらん法律もゴロゴロあるし、ほんまこの国の政治家って仕事せんのな。

ゴチャゴチャ政治闘争する暇があったら、まず本来の職務をしろっちゅうの。

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偽善系―正義の味方に御用心!


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