◆ 3歳児虐待か 21歳女を逮捕
2010年1/27の瓦版で「子殺し」についての考察を書いたんやけど…
◆ 「食事遅い」と暴行、長男死亡
いずれちゃんとしたもんを書こうと思いながら放置してたら、この考察とは逆のﾊﾟﾀｰﾝの子殺し(虐待)が発生したんやけど、これは…
ブルース効果
これで説明がつくと思う。
ﾌﾞﾙｰｽ効果は、実験室でしか見られん現象みたいやけど、新しいｵｽが見つかれば、胎児ですら殺すﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑがDNAの中に存在してるって事。
新しい、強いｵｽの子供を産む事が、群れの中での自分の地位を上げる事につながる。
それを、本能的に理解して、DNAにもﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑされてるのが「ﾒｽ」っちゅう生き物。
我が子ですら殺せるようにﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑされとるんやから、連れ子なら尚更。
まぁ、それを発動しにくくする為に「母性本能」ってのもﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑされとるけど…
やるかやらんかは、「教育(躾け)」の差とか(ﾒｽは「母性本能」の差も含む)であって、本能的に人間はそういう事が「やれる」生き物やねんな。
ｵｽは自分の遺伝子を残す為に子供を殺し、ﾒｽは自分のﾎﾟｼﾞｼｮﾝを守る為に子供を殺す。
人間にもそういうﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑが残ってる。
だから、「幼児虐待」が起きる。
このﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑを発動させん為には、そういう「教育」を受けてる必要があるんやけど、親が悪いんか、学校が悪いんか、そういう教育を受けずに大人になるとこうなるねんな。
ようは、親をやったらあかん人間が親をやるとこうなる。
今週の「明日、ﾏﾏがいない」で…
見逃した人はｺﾁﾗをどうぞ。
【公式本編】明日、ママがいない第8話（HD）
魔王が…
私は…こうのとりです。
少子化の日本とは言え、私達の数も足りず、てんやわんやの忙しさです。
言い訳するつもりはありませんが、時々、間違えてしまうことがあるんです。
時々、間違えて赤ちゃんを別の人のところに届けてしまうんです。
そこであなたに、もう一度、本当のﾏﾏを選び直して頂きたいんです。
さらに続けて…
生んだのは親ではありません。
いっぱいの愛情を持って育て上げるのが本当の親なんです。
事実の親と真実の親は違うんです。
さらに、ｱｲｽﾄﾞｰﾙが…
私はこうのとりです。
どうか、お願いします。
もう一度、この子を届けるはずだった。
正しい親の元へ戻す機会をお与えください。
で、ﾄﾞﾝｷが親を捨てると、ﾄﾞﾝｷﾏﾏの捨て台詞が…
どうせ、私の足手まといになるだけなんだから。
このｼｰﾝで号泣してもうたんやけど、結局、こういう事やねんな。
「真実の親」になる為の「教育」を受けてへんﾔﾂが親をやろうとするから、幼児虐待が起きる。
そんな親が…
虐待疑い児童2万1600人＝「子の前でDV」大幅増―警察庁
増えてると。
こういう事になってる現状で、「明日、ﾏﾏがいない」で表面的な事を叩いて、「良い事」してる気分になってもしゃあない。
人間は、子殺し、幼児虐待が、本能的にできるようにﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑされてる動物って事を理解して、「親になる」とはどういう事かっちゅう、もっと本質的な事を考えるべき。
実際は、このﾄﾞﾗﾏのように子供が親を選ぶ事はできんのやから。
「明日、ﾏﾏがいない」に「ﾄﾗｳﾏ」がどうたら、「可哀想」だの何だの言う暇があったら、どうやったら、幼児虐待するような「親」が減らせるのか、どうやったら、そういう子供を救えるのかを考えて欲しいもんですな。
「可哀想」って慰めてみても、言うた人が「良い人」に思われる効果しかなく、問題は何も解決せん。
そうしてる間も、こうやって苦しんでる子供が量産されてるねん。
まぁ、統計を取りだしたのが2004年なんでそれ以前の事は比較しようもないけど、少なくとも2004年以降、こうのとりの間違いは増え続けてる。
子供の人口は年々減り続けてるのにな。
ただ、子供の人口(18歳未満の人口)2000万人から見たら、2万1600万人はわずかに0.1%。
通告があった分の数だけやから、実数はもっと多いんやろうけど、それでもこの程度で収まってる。
※何故か統計が18歳未満なんで18歳未満での割合を見たけど、「幼児虐待(5歳未満)」で見たらこの割合はもっと上がる。
それだけ、幼児虐待とか子殺しのﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑが発動せん「教育」ができてるって事の証。
あとは、ここからこぼれる「0.1%」をどうするか。
個人的には、このﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑが発動してしまうと「教育」ではどうにもならんと思うので、子供を取り上げて、去勢させる以外にないと思う。
こういうﾔｶﾗほど繁殖能力が高いんで、「去勢」ってのを、ほんまに検討して欲しい。
「人権、人権」って言うけど、この「0.1%」は、人になる為の教育が行き届いてない状態で成人になっとるわけで、分類上は「ﾋﾄ」やけど、「人」にはなりきれてないねん。
性善説を信じれば、環境や社会のせいでこうなったんで、まだ修復可能に見えるけど、基本的にこういう事ができる生き物やけど、それを抑える為のﾌﾞﾚｰｷを育ててるっちゅう性悪説から見れば、もはや修復は不可能やと思う。
暴走してる車にﾌﾞﾚｰｷをつけるのは不可能やからな。
走る前につけんとあかんねん。
まぁ、ｴﾝｼﾞﾝの暴走を止める為の薬物治療なんかは効果はあるかもしれんけど、どっちにしても一から作り直す以外にない。
何にしても、「子供は親と一緒の方が幸せ」って言うても、0.1%とはいえこうのとりも間違うんやから、その前提で考えるんやなくて、何が子供にとっての幸せなのかを考えて、「児童福祉」ってもんに対応して欲しいもんですな。
そうすりゃ、安易に親元に戻すなんて考えもなくなる。
とにかく、児童福祉に携わる人は、人間はこういう事ができる生き物って事をしっかり認識して欲しいもんです。
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