◆ 命かけ特攻拒否 指揮官の信念

特攻隊の遺書を読むと泣けてしゃあないんやけど、あの狂った状況でもこういう冷静な人もおったんやな。

死を覚悟し、戦闘機で敵艦隊に体当たりする「神風特別攻撃」―。いわゆる「特攻」。太平洋戦争末期、戦況悪化に伴い、日本海軍連合艦隊司令部は特攻主体の作戦を決定し、米軍の沖縄上陸に備えた。その中で、特攻を拒否し、「正攻法」を訴えた航空部隊があった。焼津市の藤枝海軍航空基地(現・航空自衛隊静浜基地)で誕生した「芙蓉(ふよう)部隊」。指揮官の美濃部正少佐(故人)は「夜間攻撃の合理性」を説き、出撃を繰り返した。

陸軍にも「特攻隊」はあったけど、「神風」にしろ、「桜花」「回天」「震洋」「伏龍」と、ほんま海軍は酷い。(陸軍は特攻よりも飢え死にのさせ方が酷いけど)

そのくせ…

大西瀧治郎

初め、特攻隊の立案者は終戦まで生き残ってる。

美濃部少佐の…

「精神力ばかりの空念仏では、心から勇んで立つことはできません。同じ死ぬならば、勝算のある手段を講じていただきたい」

この意見が、何で「普通」にならへんかったんか、ほんま不思議でしゃあないわ。

結局、いつの時代も官僚が自分のミスを認めず、それを隠そうとして、無理な計画を遂行して、国民を殺す。

新国立なんかもその典型やし、無駄な箱物行政もその典型。

結果、そのミスを増税って形で国民にケツを拭かせる。

この国の官僚は、あの戦争から何も進歩しとらんねんな。

それもこれも、あの戦争の総括をこの国自身がしてないから。

極東軍事裁判の判決を受け入れただけで、この国自身であの戦争を裁いてない。

結果、未だにミスをしても官僚は責任を取らんでも良いっちゅう風潮が残ってるねん。

他国に謝罪するのも結構やけど、何で「特攻」なんちゅう狂った作戦を立案したんか、その責任は誰にあんのか、しっかりこの国自身で検証して、それについて国民に謝罪するべき。

それをやらんと、この国はまた同じ事をすると思う。

ちゅうか、「戦争」って事ではやらんにしても、現実に未だに似たような事をやっとるしな。

とにかく、70年の節目なんやし、そろそろちゃんと、この国自身が誰に責任があったのか、しっかり検証するべきやと思う。




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