◆ 若年低所得層に商品券 政府案
露骨な選挙対策やけど、何で年寄りは現金で、若者は商品券やねん。
これまでの低所得者対策は「賃金引き上げの恩恵が及びにくい」（菅義偉官房長官）などを理由に高齢者向けが主だった。しかし、１月の家計調査（２人以上世帯）では、３４歳以下の若年層の消費支出が前年同月比１１・７％減と大幅なマイナスで、全世帯平均の３・１％減と比べても落ち込みが目立った。
全世帯平均が3.1%減やのに、若年層が11.7%減って事は、一番ｶﾈが必要な若年層が一番ｶﾈがないって事の証なわけで、一時的な商品券どころから、むしろ恒久的な手当をつけてやらなあかん状況なんとちゃうんかね。
34歳以下って事は、子育て世代って事やろ？
公的な保育園に行かれへんから、民間に預けなあかんようになって、その手の支出が増えりゃ、当然消費に回るｶﾈがなくなる。
それやのに、待機児童解消の政策も出さんと、商品券でごまかすってねぇ。
それで、「産めよ増やせよ」とかよう言うわ。
だいたい、「商品券」にするって事は「貯蓄に回すから」って事なんやろうけど、貯蓄するも何もｶﾂｶﾂやから、全世帯と比べて飛び抜けて消費支出が落ち込んでるんとちゃうんかいな。
子育て貧困世帯１３．８％ ２０年で倍増
生活保護基準以下の収入で暮らす子育て世帯の割合が２０１２年、全国で１３．８％となり、過去２０年間で倍増したとの調査結果を山形大人文学部の戸室健作准教授（社会政策論）がまとめた。都道府県別の貧困率も算出した。
こんな事になってるんやで。
一番ｶﾈが必要で、一番支援が必要な世代やのに、何の支援もないから消費に回すｶﾈがないって事を何で分かってやろうとせんのやろね。
年寄りは票をようけ持ってるからってせっせと税金使うくせに、「産めよ増やせよ」って言うくせに子育て世代にゃ税金を使わん。
ほんま、ｱﾍﾞ政権ってのは、狂っとるな。
ちゅうか、こんな事とか軽減税率とか検討する暇があるなら、一時的に消費税減税する事を検討したら？
消費税が減税されりゃ、消費も回復するやろ。
それか、せめて若年貧困層は免税にして、還付するようにしたらええがな。
「ﾏｲﾅﾝﾊﾞｰ」って、そういう事を簡単にできるようにする為につくった制度とちゃうんかいな。
とにかく、保育所をつくって負担を軽くしてやるとか、何かしら可処分所得を上げる政策をやるとか、こんな一時的なごまかしやなくて、恒久的な政策を実行してあげて欲しいもんです。
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貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち
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