◆ 利根川心中 娘が明かした決意

こういう人らを救わん生活保護に何の意味があるんやろな。

父は18日の夕食時、いつも通り他愛もない会話の中でそう切り出した。「お母ちゃんだけ残してもかわいそうだから、3人で一緒に死のう」。傍らには会話の内容を理解できないまま座っている母。波方被告はすぐに「いいよ」と答えた。

翌19日、申請を受けて市役所職員が生活保護受給の審査のために自宅を訪れた。家族の生い立ちや、これまでの自分の生活を細かく聞かれた。「仕事を転々として、高校も中退で惨めだと思ったけど、父も同じような感じで。親子で似たような人生だと、また惨めに思った」。唯一の希望となるはずだった生活保護だったが、波方被告はこの訪問をきっかけに「死ぬ日を早めよう」と決めたという。


声の大きいヤツらには、すんなり出すくせに、こういうほんまに弱い人には、出したくないから根掘り葉掘り問い詰めて、人間の尊厳を傷つけて、死ぬまで追い詰める。

こういう人らを救う気ないんやから、生活保護なんかとっととやめりゃええって言うてるねん。

で、これを取り上げた時も書いたけど…

◆ 利根川で老夫妻死亡 三女逮捕

救う気がないくせに、「死んだらあかん、殺したらあかん」って言う。

ほんま、ムチャクチャですな。

生活保護認めたんも「殺した」って言われるのが嫌でしぶしぶ認めたけど、その時のやり取りが心中の決断を早めとるんやからねぇ。

役所に「死ね」って言われたのも同然やねん。

消費税を上げて、こういうとこに回す約束やったのに、やった事は公務員の給料を上げる事やからねぇ。

ほんま、凄い国ですわ。

両親を乗せて11月の利根川に突っ込んだ波方被告の車は、水に浸かったものの、屋根まで水没することなく途中で止まった。波方被告が車を押そうと外に出ると、水が入った車内では母が「冷たいよ、冷たいよ」と繰り返していたという。車は押しても進まず、波方被告は車内で水に浮かんだ状態の父母を車の窓から出した。

右手に父、左手に母の服をつかむと、水深が深い方へと進んでいった。「死んじゃうよ、死んじゃうよ」と言いながら手足をばたつかせる母に「ごめんね、ごめんね」と繰り返し謝った。いつのまにか父の服から手が離れ、母も動かなくなった。

「死んじゃったかな。私もこのまま流れにそって浮いていれば死ぬかな」と流れに身を任せた。川の水を飲んでははき出し、浮き沈みを繰り返していると、浅瀬にたどり着いていた。それからは、一緒に流れ着いた母の遺体が離れていかないように見守りながら、空を眺めたり、歌を歌ったり、うたた寝をして夜を明かしたという。


ほんま、泣けてくる…

この国は、こういう死ぬ以外の選択肢がなかった人を犯罪者として裁くんやからねぇ。

しかも、実刑。

行政がちゃんと仕事しとらんからこういう事になっとるのに、実刑判決ってのが納得いかんけど、執行猶予にすると、「そうか、あかんか」で取り上げた…

◆介護殺人 孤独だった加害者

この人みたいに自殺するかもしれんからなぁ。

裁判員裁判やし、その辺も考慮したんかもな。

6月21日の論告求刑公判では、最後に涙を流しながら「母と私はうり二つの親子。そこに父も入れて三位一体だと思っていた」「お父さん、お母さん。こんな私ですが、これからもどうか見守っていてください」と絞り出すように話した波方被告。23日の判決公判では、懲役4年の判決を受けた。

まじめに暮らしながら、困難な状況に追い込まれた親子。松原里美裁判長は、裁判員らからのメッセージとして「仲良く暮らしたときのお父さんお母さんの顔を忘れることなく毎日を大切に生きてください」と伝えた。波方被告は何度もうなずき、「ありがとうございます」と深く礼をした。


ほんま、この人に幸せが訪れる事を切に願います。

何にしても、何度も書いてるけど、救う気がないなら、死ぬ権利を認めてやるべき。

この国は、カネがないのは死んでるのと一緒なんやから。

安楽死は認めん、福祉の予算は削るってのは、ほんまムチャクチャやねん。

悪者になりたくないから、「貧乏人は死ね」って言えんだけで、心の中では「死んでも良い」って思ってるのが政策に表れとるんやから、もう正直に「死んでもええで」って言えっちゅうの。

とにかく、こういう人らを救う気がないなら、せめて楽に死ねるように法整備をして欲しいもんです。




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がけっぷちの女たち〜介護心中〜


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