◆ 栃木8人心肺停止 表層雪崩か

登山講習会ってのがよう分からんのやけど…

27日午前9時20分ごろ、栃木県那須町湯本の那須温泉ファミリースキー場で、雪崩が発生したと110番があった。地元消防に現場から入った連絡などによると、県内7高校が登山講習会に参加しており、高校生6人が心肺停止の状態で見つかったほか、4人が行方不明、8人が負傷しているという。雪崩は同スキー場の第2ゲレンデ付近で発生したとみられる。気象庁は積雪面の上に新雪が降ったことによる「表層雪崩」の可能性が高まったとして雪崩注意報を発令していた。


雪崩注意報が出てるのにようやるわ。

何か例年この時期にやってたって話やけど、「毎年大丈夫やから今年も大丈夫」っちゅう訳の分からん謎理論で強行したんやろな。

ちゅうか、そもそも春スキー(春山)には雪崩はつきもので、やるからには細心の注意が必要。

スキー場で雪崩、前日から注意報が発令されていた 担当者は「常識的に考えれば…」

同スキー場は3月20日をもって今シーズンの営業を終了していた。


スキー場の営業が終了してるって事は圧雪されとらんわけで、尚更雪崩は起きやすくなる。

そんなのはスキーをやってる人間からしたら「常識」。

まぁ、これはスキー講習やなくて、登山の講習やから「常識」が違うんか知らんけど、スキーにしろ登山にしろ、ゲレンデを使う以上条件は一緒。

知ってて日程的な理由で強行したんか、知らんと強行したんか、どっちにしてもこの講習会を実施した側の責任ですな。

カナダなんかは、大砲を撃って人工的に雪崩を起こして、こういう事故を未然に防ぐ努力をするけど、日本はそういうのやらんからねぇ。

しかも、今回のケースはアイスバーンになってるゲレンデの上に新雪が積もってる状態。

そこに結構な人数の人間が行ったら、その重みや振動で雪崩が起きるのは当然。

完全に自殺行為ですな。

とにかく、登山はもちろんやけど、日本で春スキーをやる時は、細心の注意を払いましょうって事で。




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