警視庁荒川署員は強盗容疑で、自称荒川区東尾久6、会社員、森屋毅一容疑者(31)を強盗容疑で現行犯逮捕した。森屋容疑者は酒に酔っており、「覚えていない」と容疑を否認しているという。
森屋容疑者は現場から1.5キロ離れた場所でタクシーに乗車した際、近くに設置されていた消火器2本を持ち込んだ。車内でいじり始めたため、運転手が降りるよう求めたところ、突然噴射したという。
1日午後5時ごろ、東京都荒川区荒川の路上で、男がタクシー内で消火器を噴射し、タクシーを奪って逃走した。男は、車外に出された男性運転手(22)がしがみついたままの車を数十メートル走らせ、中央分離帯に乗り上げて止まったところで、近くにいた男性らに取り押さえられた。運転手は頭などに軽いけがをした。
第二百四十条 強盗が、人を負傷させたときは無期又は六年以上の懲役に処し、死亡させたときは死刑又は無期懲役に処する。