◆ 防衛大寮の学生 感染症で死亡

「侵襲性髄膜炎菌感染症」って名前からして恐ろしいけど、防大生が死ぬとなると尚更恐いな。

横須賀市は1日、防衛大学校の学生寮に住んでいた10代の男子学生が「侵襲性髄膜炎菌感染症」を発病し、7月25日に死亡した、と明らかにした。検査の結果、保菌者が学内に10人いたことも判明。ただ現時点で新たな発病者はおらず、市は「感染拡大の可能性は低い」としている。

市健康づくり課によると、男子学生は7月19日夕に熱っぽさを感じ、翌日には高熱や紫斑などが出たため市内の医療機関を受診。そのまま入院したが死亡した。濃厚接触者は76人おり、このうち学校関係者は42人(学生27人、職員15人)で、保菌者の内訳は学生9人、職員1人。76人には発症を予防するため抗生物質を投与した。

同課などによると、この感染症は血液や髄液といった本来は無菌環境の部位から髄膜炎菌が検出されるもので、潜伏期間は2〜10日。発症は突発的で、症状は頭痛や発熱のほか点状出血や出血斑などがあり、重症化すると意識障害を起こすこともある。学生寮などで共同生活を行う10代にリスクが高いという。


映像ニュースはコチラ↓
防衛大寮の10代学生“髄膜炎菌”の感染症で死亡

「侵襲性髄膜炎菌感染症」って初めて聞いたけど、どんな菌なんやろな。

髄膜炎菌ってなに?

髄膜炎菌は、健康な人も持っている細菌で、誰でも感染する可能性があります。

髄膜炎菌は、まわりを莢膜(きょうまく)という厚い膜に覆われた細菌で、ヒトの免疫機能によって排除されにくく、体内で増殖しやすい特徴があります。莢膜を持つ細菌には、他にヒブ(Hib:インフルエンザ菌b型)や肺炎球菌などがあります。
髄膜炎菌は健康な人の鼻やのどの粘膜に存在しています。人から人へ咳やくしゃみによってうつり、鼻・のど・気管の粘膜などに感染します。


誰でも持ってるんや。

それなら、10代だけが感染リスクが高いのは何でなんやろな。

誰でも持ってるなら、10代よりも高齢者の方が高くても良さそうなもんやけど。

感染者数と年代 | どんな人が感染しやすいの? |よくわかる髄膜炎菌

0〜4歳の乳幼児と10代後半に発症のピークがあります。

日本国内の報告によると、侵襲性髄膜炎菌感染症(IMD)は0〜4歳の乳幼児と10代後半の思春期の発症数が多いことがわかっています。

感染者数と年代(2005年1月〜2013年10月)



なぜ、10代後半での感染が多いの?

髄膜炎菌感染症は、人と人が近い距離で長い時間集まる場所で感染が広まりやすく、例えば学生寮、クラブ活動での合宿など狭い空間での共同生活で感染リスクが高まると考えられます。実際、国内においては、高校の寮内での集団感染が報告されています。また、髄膜炎菌は、唾液を介して感染するため、親子や友人、恋人など親しい関係のあいだでは、食器類の共有、ペットボトルの回し飲み、キスなどにより感染するリスクがあります※。このように、髄膜炎菌の感染リスクは、10代後半のなにげない日常生活の中に潜んでいるのです。

髄膜炎菌感染症の感染リスク例



日本でも侵襲性髄膜炎菌感染症の発症者が毎年報告されています。

日本では、第二次世界大戦直後には年間4,000人を超える髄膜炎菌性髄膜炎の報告がありました。近年では、報告されている発症数は多くないものの、毎年、発症者が報告されており、2014年の報告数は36例でした。 感染例が減ったとはいっても、致死率は19%と高いため、けっして油断できる状況ではありません。


10代は唾液の接触回数が多いからか。

食器の共有とかペットボトルの回し飲みでも感染するってのは、ちょっと恐いな。

何にしても、致死率19%やから感染すると恐いんで、感染しないように、うがいや手洗いを十分にしましょうって事ですな。




詳細記事&コメント投稿


細菌性髄膜炎、生後5カ月で発症 鼻やのどの常在菌で


前の記事

次の記事

TOPに戻る

■ メルマガ購読・解除 ■
ぶんぐ瓦版



Amazon.co.jpロゴ
モッピー | お金がたまるポイントサイト

ぶんぐ占い
ぶんぐのぶろぐ
ぶんぐ瓦版登録
ぶんぐ瓦版TOP