28日午前7時半ごろ、愛知県春日井市瑞穂通1の国道19号信号交差点で、名古屋方面に向かっていて右折しようとした同県瀬戸市萩山台4、会社員生田誠二さん(32)の軽乗用車と、対向の春日井市柏井町7、会社役員金田清一さん(87)の乗用車が衝突した。
この事故で、軽乗用車の生田さんが全身を強く打って病院に運ばれたが、多発性外傷で約1時間半後に死亡した。金田さんは軽傷を負った。春日井署が原因を調べている。
特徴
信号無視交通信号の切り替わり前後に交差点へ進入する、いわゆる信号残りと呼ばれる事象において、黄信号にあってはためらいなく進入し、赤信号に変わっても状況判断によっては進入することが見られ、名古屋走りの典型例とされている。これを「黄色まだまだ、赤勝負」と形容することもある。また、右折信号が点灯している際に左折をしたり、前車が黄色で停止した際にそれを追い越し、さらには止まった車両にクラクションを鳴らすなどの行動が見られる。名古屋走りにおいては信号残りのぎりぎり進入が多い一方、大阪府近郊で見られる見切り発進は少ない。岐阜県・三重県において出会い頭の事故が多い現象について、信号残り(名古屋走り)と見切り発進(大阪府近郊の走行)が錯綜する為であるとする交通工学者の意見がある。