群馬、埼玉両県の総菜店で購入したポテトサラダを食べた客から腸管出血性大腸菌O157が相次いで検出された問題で、群馬県高崎市保健所は28日、ポテトサラダを製造・納入していた高崎市の食品加工会社従業員の検便を調べた結果、O157は検出されなかったと発表した。
同保健所ではこれまで、残されていた検食サンプルへの検査や味付け作業台など調理器具への拭き取り調査を実施。従業員の検便は全従業員19人を対象に行った。一連の調査ではいずれも不検出となったことから同保健所では「検査を終了する」と判断した。
埼玉県は25日、ポテトサラダを販売した「でりしゃす熊谷店」の従業員21人の便を検査した結果、「O157は検出されなかった」と発表しました。また、高崎市は、ポテトサラダを製造していた工場の調理器具などからもO157は検出されなかったことを明らかにしました。