◆ 総菜店のO157 感染者1人死亡

とうとう死亡者が出たか。

営業再開後にまた感染者が出てるし…

もう、めちゃくちゃやな。

群馬県と埼玉県にある総菜店で販売されたポテトサラダなどを食べた人から相次いでO157が検出された問題で、前橋市によりますと、市内にある同じ系列の店舗で購入した総菜を食べた子ども1人が死亡していたことがわかりました。この子どもからもO157が検出されたということで、市の保健所は詳しい経緯を調べています。

先月、群馬県と埼玉県にある総菜店「でりしゃす」の4つの店舗で加工販売されたポテトサラダやコールスローサラダなどを食べた23人が腹痛などを訴え、このうち20人から腸管出血性大腸菌、O157が検出されました。

前橋市の六供店では、これまでにポテトサラダなどを食べた9人からO157が検出されていましたが、前橋市によりますと、この店の総菜を食べた子ども1人が死亡していたことがわかりました。 この子どもからもO157が検出されたということです。


O157に感染して死亡するのはたいてい子供やからなぁ。

しかも、回復しても後遺症に悩まされるし…

20年後も続いていたO157の「悲劇」 集団食中毒は近年でも起きている

大阪・堺市で1996年に発生した病原性大腸菌「O157」による集団食中毒で、当時の女性患者のひとりが、20年余の闘病生活の末、後遺症で亡くなっていたことが2016年3月明らかにされた。

女性がO157の感染によりかかった病気は、「溶血性尿毒症症候群」(HUS)と呼ばれ、5歳以下の子どもに多く見られる。後遺症により死亡したのは初めてで、改めてO157の恐ろしさがクローズアップされた。

(中略)

堺市が2016年3月30日に死亡を発表したのは、25歳女性だ。集団食中毒の発生当時小学1年生で、HUSを発症した。複数の報道によると、女性はHUSの後遺症で「腎血管性高血圧」と診断された。腎臓の動脈が狭くなり、高血圧につながる病気で、長年にわたって治療を続けてきた。しかし2015年10月、腎血管性高血圧が原因による脳出血で亡くなったという。


20年も闘病生活を送って、とうとう治らんかったってのもあったからなぁ。

ほんま、恐ろしい話ですわ。

ちゅうか、死亡者が出ても原因が特定できてりゃ安心もできるけど、原因が特定されとらんからなぁ。

で、原因が特定されてないのに営業再開したら…

総菜店の運営会社によりますと、12日夜、前橋市の保健所から六供店で新たに2人の感染が判明したと連絡があったということですが、詳しい状況は、現在、確認中だということです。

この問題で、休業を続けていた同じ系列の関東地方にある総菜店など17店舗が、今月7日に全店舗再開したばかりでした。


また感染者が出たと。

ポテトサラダO157 製造会社従業員の便からも不検出 混入経路特定できずに検査終了

この時に検査終了して大丈夫なんか?ってな事を書いてたんやけど、また感染者が出るとはな。

これは、もう二度と営業できんかもしれんな。

ちゅうか、これは保健所の責任問題にもなるんとちゃう?

営業再開を認めて1週間も経たずに、また感染者が出たんやから。

市の保健所は午後3時から会見を開いて詳しい状況を説明することにしています。


って事なんで、それを待ちますか。

何にしても、今度は原因特定できるまで、徹底的に調べて欲しいもんです。

※追記

営業再開後に「感染者」が出たって書いたけど、営業再開後に新たに感染したわけやないんやな。

営業再開後に新たな感染者が確認されたって事のようで。

感染者が東京都内に住んでて、盆で帰省中に感染して、東京に戻ったから分からんかったと。

で、死亡したから確認できたって事か。

で、その子が何を食べてたかっちゅうと…

O157 死亡女児が食べたのは「タケノコやエビの炒め物」 前橋市会見「8月11日に調理・販売」

埼玉、群馬両県の総菜店「でりしゃす」系列店で購入したポテトサラダなどを食べた人が腸管出血性大腸菌O157に感染した集団食中毒で、前橋市保健所の渡辺直行所長らが13日、記者会見し、死亡した東京都内の3歳女児が食べたのは、前橋市の「六供(ろっく)店」で買ったタケノコやエビの炒め物だったと明らかにした。


タケノコやエビの炒め物やったと。

これやとエビが原因っぽいけど、炒めてたら大丈夫なんとちゃうんかね。

O157は75度で1分以上加熱すれば死滅するとされているが、既に産出されたベロ毒素はさらに加熱しないと不活性化しない。


炒め物なんやから75℃で1分以上加熱してるやろ。

まぁ、そもそも、調理工程、販売工程のどこからもO157は検出されとらんけど…

この原因不明ってのは、ほんま恐いな。

異例の事態!…同型O157、感染源特定できないまま11都県に広がる

厚労省によると、埼玉、群馬県の患者から検出されたのは、「VT2」と呼ばれる毒素を出すタイプのO157。このタイプによる患者の報告件数は8月14〜20日の1週間で計144件に上り、過去5年で最も流行した昨年8月15〜21日の123件を超えたことがわかった。

さらに、国立感染症研究所の検査の結果、東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、長野、新潟、滋賀、三重、香川の計11都県の患者から検出された菌が遺伝子型まで一致。感染症に詳しい川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は、「基本的には同一の感染源だと考えられるが、患者の動きや食材の情報などをきちんと調査して判断することが重要だ」と話す。

また、東北大の 賀来かく 満夫教授(感染制御学)は「O157は人間や動物の体内など様々な場所で生息できるため、そもそも特定するのが難しい」と話す。牛の腸の中などにすんでいる菌が、調理や流通の過程で様々な食材に移る可能性もあり、そうなれば特定はさらに困難になるという。


原因不明のまま、同じ型のO157が東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、長野、新潟、滋賀、三重、香川の計11都県に広がってるんやからなぁ。

今回の死亡例みたいに、埼玉と群馬に帰省してた人が戻って感染が分かったって事ならまだ調べようがあるど、これだけ同時多発に同じO157が出てたらもう特定するのは無理かもしれん。

結局、でりしゃすの販売方式に問題があったってとこに落ち着きそうな感じになってきたけど、それはそれとして、何で混入したんかが分からんと不安でしゃあないで。

故意に入れたとなると、バイオテロって事にもなるんやし。

何にしても、店舗と工場だけやなくて、感染者にも協力をお願いして、どうにかして感染ルートを特定して欲しいもんです。




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