交通トラブルが元で相手の車の窓ガラスを割り、殴ってけがを負わせたとして、愛知県警は8日、同県碧南市湖西町2丁目の土木作業員吉川竜次容疑者(33)を傷害と器物損壊の疑いで逮捕したと発表した。容疑を認めているという。
半田署によると、吉川容疑者は9月23日午後10時45分ごろ、同県半田市の路上で、信号で停車した同県西尾市の会社員男性(19)を車外に引っ張り出して顔を殴り、鼻の骨が折れるけがを負わせた疑いがある。
吉川容疑者は現場までの約5キロにわたり、男性の車との距離を詰めたり、幅寄せをしたりしながら走行していた。署は、吉川容疑者が、ハイビームで走行していた男性に立腹した可能性があるとみて調べている。
第二百四条 人の身体を傷害した者は、十五年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。 第二百六十一条 前三条に規定するもののほか、他人の物を損壊し、又は傷害した者は、三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金若しくは科料に処する。