22日午前0時40分ごろ、大阪市平野区喜連西の阪神高速道路松原線で、走行車線を走っていた大型トレーラーが車線を変更したところ、追い越し車線を走ってきたタクシーと衝突しました。
この事故でタクシーはトレーラーと中央分離帯に挟まれ、男性の乗客2人が頭などを強く打って病院に運ばれましたが、1人が死亡、1人が意識不明の重体となっています。また、タクシーの運転手も胸や足の骨を折る大けがをしました。
警察は、トレーラーを運転していた愛媛県新居浜市のトラック運転手、篠原正容疑者(55)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
警察によりますと、篠原容疑者は仕事中でしたが、呼気からは基準を超えるアルコールが検出されたということです。
高速道路交通警察隊によると、逮捕されたのは香川県観音寺市の運送会社「三豊(みとよ)運送」社員の篠原正容疑者(55)=愛媛県新居浜市。「後方をしっかり確認しなかった」と容疑を認め、呼気から1リットル当たり0・15ミリグラム以上のアルコールが検出された。容疑を過失運転致死傷に切り替え、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いでも調べる。
基 本 方 針
1・輸送の安全の確保が事業運営に最も重要であることを認識し、絶えず輸送の安全の向上に努めます。
2・輸送の安全を確保するため、関係する法令及び安全管理規定を遵守します。
3・輸送の安全を確保するため、安全推進体制を組織・構築し、全社一丸となって安全マネジメントを遂行します。
4・輸送の安全に関する情報の連絡体制を確立し、情報を共有し、積極的に公表します。
5・交通事故防止策を推進し、重大過失事故ゼロを目指します。
三豊運送株式会社
代表取締役 田中 正治
東名高速飲酒運転事故(とうめいこうそくいんしゅうんてんじこ)とは、1999年11月28日に発生した、飲酒運転のトラックが普通乗用車に衝突して起きた交通事故。この事故により幼い姉妹が死亡した。事故はマスコミ等で大きく取り上げられ、それが危険運転致死傷罪の成立に大きく影響した。