埼玉県川越市で子供を幼稚園に送った後の母親3人に車が突っ込む事故があり、川越署は自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いで川越市の自営業、岩下明容疑者(41)を逮捕した。「脇見をしていた」と容疑を認めている。
無免許だったことが分かり、同法違反(無免許過失致傷)の疑いで送検された。送検容疑は28日午前9時半ごろ、同市砂新田の路上で無免許で軽ワゴンを運転し、同市の主婦(35)ら3人をはねたとしてる。
同署によると、主婦は頭などを強く打っており重傷。命に別条はないという。ほかの2人は重軽傷を負った。3人はいずれも子供を幼稚園に送った後だった。
岩下容疑者は酒気を帯びた状態で運転していた疑いがあり、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで追送検する方針。
第三条 アルコール又は薬物の影響により、その走行中に正常な運転に支障が生じるおそれがある状態で、自動車を運転し、よって、そのアルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態に陥り、人を負傷させた者は十二年以下の懲役に処し、人を死亡させた者は十五年以下の懲役に処する。
第六条
2 第三条の罪を犯した者が、その罪を犯した時に無免許運転をしたものであるときは、人を負傷させた者は十五年以下の懲役に処し、人を死亡させた者は六月以上の有期懲役に処する。
第五条 自動車の運転上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、七年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。ただし、その傷害が軽いときは、情状により、その刑を免除することができる。 第六条
4 前条の罪を犯した者が、その罪を犯した時に無免許運転をしたものであるときは、十年以下の懲役に処する。
第百九十九条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。
第二百三条 第百九十九条及び前条の罪の未遂は、罰する。