兵庫県警灘署は11日、事後強盗の疑いで、神戸市内のアルバイトの女(56)と、夫の会社役員の男(61)を逮捕した。
逮捕容疑は共謀し、10日午後6時15分ごろ、同市灘区深田町4のスーパーで、ポチ袋(現金216円相当)1袋を盗んだうえ、女を呼び止めた警備員の女性(62)の手を男が振り払うなどした疑い。
女は「万引はしたが男は関係ない」と容疑を一部否認し、男は「女が持っていた手提げかばんをつかんだだけ」と容疑を否認しているという。
「ポチ袋」(点袋)と呼ばれることもあるが、この「ポチ」は関西方言で「心づけ、祝儀」を意味し、もっぱら舞妓などに与えていた祝儀袋のことであった。「ポチ」には「小さな」(これっぽち)という意味があり、「少ないですが」という謙虚な気持ちで与えたのが始まりである[1]。 近年では全国共通で「ポチ袋」と呼称される事が多い。