同僚の体内にコンプレッサーで空気を入れて死なせたとして、埼玉県警杉戸署は17日、傷害致死の疑いで同県加須市旗井、会社員、神崎利宏容疑者(47)と千葉県松戸市日暮、同、ビヤビセンシオ・ナカモト・トミー・ジェオル容疑者(36)=ペルー国籍=を逮捕した。両容疑者とも「間違いない」と容疑を認めている。
逮捕容疑は共謀し、16日正午ごろ、埼玉県杉戸町本郷の産業廃棄物処理場で、同僚の会社員、小口義之さん(44)=同県春日部市小渕=の肛門からコンプレッサーで空気を入れ、死亡させたとしている。
当時は休憩時間で、3人はエアーコンプレッサーで服に付いたほこりなどを落としていたが、ふざけて小口さんを押さえつけ、服の上から空気を当てたところ肛門に入ってしまったという。2人は警察の調べに対し、「こんな大事になると思わなかった」と容疑を認めているという。
圧縮した空気を発射する工具「エアーダスターガン」を知人の肛門に押し当て、空気を発射して体内の直腸に傷害を負わせたとして、京都府警亀岡署は1日、傷害容疑で京都府亀岡市の自営業の男(28)を逮捕した。同署によると容疑を認め、「悪ふざけだった」などと供述している。
今月上旬、航空自衛隊小松基地に所属する男性隊員2人が勤務時間中に車のタイヤに空気を入れる機械をふざけて肛門に使っていたところ1人が腹痛を訴えて入院し、小松基地では2人に口頭で厳重注意していたことが関係者への取材でわかりました。