横浜市港北区の2幼稚園で1月、園児たちが飼っていたウサギ計3匹が相次いでいなくなり、区内の公園で切り刻まれるなどしたウサギとみられる死骸が見つかったことがわかった。
神奈川県警が窃盗容疑で捜査するとともに、虐待され殺された疑いもあるとみて、動物愛護法違反の疑いなどでも調べている。 捜査関係者らによると、1月17日、区内の幼稚園でウサギ小屋の扉が外され、1匹がいなくなっているのを園の職員が見つけた。
25日には、近くの別の幼稚園でも2匹の姿が見えなくなり、付近の防犯カメラには前夜、不審な人物がウサギを持ち去る様子が映っていたという。
30日には両幼稚園から数キロ離れた2か所の公園で、小動物2匹の死骸が見つかった。県警は幼稚園から盗まれたウサギの可能性があるとみている。
第四十四条 愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、二年以下の懲役又は二百万円以下の罰金に処する。