映像ニュースはコチラ↓交際していた暴力団組員に捜査情報を漏えいしたとして、警視庁は19日、新宿署留置管理課の女性巡査(23)を地方公務員法(守秘義務)違反容疑で書類送検し、停職6月の懲戒処分とした。巡査は依願退職した。 疑は昨年12月中旬、新宿区内で起きた暴力団が絡む事件について、交際していた30代の組員の男に捜査状況を漏らしたとしている。巡査は容疑を認め「交際が発覚したら、警察官を続けられないと思った。情報を流したら、交際を黙っていてくれると思った」と供述しているという。
第三十四条 職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、また、同様とする。
第六十条 次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
二 第三十四条第一項又は第二項の規定(第九条の二第十二項において準用する場合を含む。)に違反して秘密を漏らした者
巡査は同署組織犯罪対策課に一時的に勤務していた昨年10月下旬、捜査の必要からこの組員と携帯電話で連絡を取った。その後、交際を求められ、11月下旬から交際を始めた。交際は1月下旬に解消されたが、警視庁は情報を得て捜査していた。