28日午前2時20分ごろ、愛知県清須市の名古屋第二環状自動車道内回りで、自転車の名古屋市千種区の団体職員男性(27)が、後ろから来た大型トラックにはねられた。男性は骨盤骨折などの重傷。県警高速隊は、男性が自転車で進入した経緯などを調べている。
同隊は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、トラックを運転していた奈良県天理市永原町の会社員奥畑寿光容疑者(43)を現行犯逮捕した。容疑を認めているという。
現場は清洲東インターチェンジ(IC)から西へ1・1キロ地点。高架の片側2車線で、自転車は左側の走行車線を走っていた。
県警高速隊と中日本高速道路によると、高架下の国道302号と接続する清洲東IC入り口で、現金を収受する係員が自転車で進入する男性を目撃した。声を掛けて制止したが、そのまま入ったため、中日本高速の管制室に通報した。管制室が110番した。
第八条 歩行者又は車両等は、道路標識等によりその通行を禁止されている道路又はその部分を通行してはならない。
第百十九条 次の各号のいずれかに該当する者は、三月以下の懲役又は五万円以下の罰金に処する。
一の二 第七条(信号機の信号等に従う義務)、第八条(通行の禁止等)第一項又は第九条(歩行者用道路を通行する車両の義務)の規定に違反した車両等の運転者
第十七条 何人もみだりに高速自動車国道に立ち入り、又は高速自動車国道を自動車による以外の方法により通行してはならない。