16日午後2時50分ごろ、兵庫県西脇市住吉町の私設自然公園「木縫の里」で、木製のつり橋(長さ約15メートル、幅約0・8メートル)の桁が傾き、来園者4人が約3メートル下の川に転落した。加東市内の女性(49)が岩に衝突して両腕などを折る大けが、小学4年の女児(9)が軽傷を負った。ほかの2人にけがはなかった。
西脇署によると、事故当時、西脇市内の放課後等デイサービスに通う子ども8人、負傷した女性ら引率者6人が遊びに来ていたという。橋は15年前に造られたといい、同署は業務上過失傷害の疑いも視野に公園管理者らから事情を聴く。
木縫(きぬ)の里は、絹川武史・きわみご夫妻が自宅の庭や裏山を開放され、里山や川で遊びながら、人間と自然が会話できる取り組みをしようと始められました。ご夫妻に賛同されるボランティアの方々が協力されて、里山の整備や遊び場の建設、ピザ焼き窯の建設等が行われています。この日は、オープンカフェが行われ、多くの人が自然とのふれあいを楽しみました。