シリアに入国後、行方不明になったジャーナリストの安田純平さん(44)の妻は7日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見し「今、一番のかぎを握っているのは日本政府だ」と述べ、政府に早期救出に向けた行動を取るよう求めた。
安田さんは2015年6月、取材のためトルコ南部からシリアに入国後、音信が途絶えた。今年7月下旬、安田さんとみられる男性が「今すぐ助けてください」と訴える新たな映像がインターネットに公開され、背後には銃を構える黒装束の人物2人が写っていた。
妻はこの映像を見て「状況が切迫しているのではないか」と懸念し、会見したという。妻は冒頭で「日本中の皆様にご心配とご迷惑をおかけしたことを心からおわび致します」と頭を下げ、「家族としては一刻も早く帰ってきて、日本の地を踏んでほしい」と訴えた。
映像公開を受け、菅義偉官房長官は1日の記者会見で「さまざまな情報網を駆使し、全力で対応に努めている」と強調した。妻は「官房長官が会見でおっしゃったことを信じてきたし、これからも信じて期待したい」と話した。
戦場に勝手に行ったのだから自己責任、と言うからにはパスポート没収とか家族や職場に嫌がらせしたりとかで行かせないようにする日本政府を「自己責任なのだから口や手を出すな」と徹底批判しないといかん。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) 2015年4月3日
シリアのコバニには欧米からもアジアからも記者が入っていて、フェミニストの若い女性やら学生メディアやってる大学生やらまで集まっているが、日本は経験ある記者がコバニ行っただけで警察が家にまで電話かけ、ガジアンテプからまで即刻退避しろと言ってくるとか。世界でもまれにみるチキン国家だわ。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) 2015年6月19日
トルコでも爆破事件があったし、コバニなんてあのあたりではかなり安全といえるんでないか。いまだに危ない危ない言って取材妨害しようなんて恥曝しもいいところだが、現場取材を排除しつつ国民をビビらせたうえで行使するのが集団的自衛権だろうからな。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) 2015年6月19日