13日午前7時10分頃、新潟県聖籠町次第浜(せいろうまちしだいはま)の住宅地の路上で、包丁を持った男が男性を人質に取り、刺そうとしたため、県警新発田署の40歳代男性警部補が拳銃1発を発砲し、男の左膝付近に命中した。男は近くに住む職業不詳木村健容疑者(49)で、県警が殺人未遂と銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕した。
発表によると、県警の捜査員6人が同日午前7時頃、別事件で木村容疑者の自宅を捜索しようとしたところ、木村容疑者が部屋にいた男性に包丁を突きつけて立てこもった。数分後、木村容疑者は外へ出て、乗用車に男性を押し込みながら首に包丁を突き立て殺害しようとしたため、警部補が警告後に発砲した。木村容疑者は命に別条はないという。
人質だった男性は車で現場から立ち去り、県警が行方を捜している。