24日午前11時すぎ、東京都荒川区の警視庁尾久署に女が現れ、「4、5年前に赤ちゃんを産み、コインロッカーに入れた」と自首した。
供述に基づき、台東区根岸のJR鶯谷駅近くのコインロッカーで、下谷署員が性別不明の乳児の遺体を発見。女は自称住所不定、無職の40代で、同署は死体遺棄容疑で事情を聴いている。
同署によると、遺体は鍵がかかったコインロッカーの中で、ポリ袋などに包まれ、バッグに入れられた状態で見つかった。身長約40センチ、体重約940グラムで、服は身に着けていなかった。傷みが進んでおり、外傷の有無や死因は不明。
女は「4、5年前に都内のホテルで産んだが、動かなかったためコインロッカーに入れた。何日かおきに(ロッカーに)金を入れていた」と話しているという。
第百九十条 死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、三年以下の懲役に処する。
第二百五十条 時効は、人を死亡させた罪であつて禁錮以上の刑に当たるもの(死刑に当たるものを除く。)については、次に掲げる期間を経過することによつて完成する。
六 長期五年未満の懲役若しくは禁錮又は罰金に当たる罪については三年
東京・台東区のコインロッカーに赤ちゃんの遺体を遺棄したとして49歳の女が逮捕された事件で、女が「ロッカーの鍵を知人の家に忘れ、ばれると思って自首した」と供述していることが分かりました。
逮捕された自称、住所不定・無職の須崎江美梨容疑者(49)は今月中旬、台東区のJR鶯谷駅前のコインロッカーに生後まもない赤ちゃんの遺体を遺棄した疑いが持たれています。遺体は腐敗が進んでいて、性別や死因は分からないということです。
「えい児の遺体はラップに巻かれ、ファスナー付きのバッグの中に入れられた状態で、コインロッカーの中に遺棄されていたということです」(記者)
須崎容疑者は容疑を認め、「4、5年前に子どもを産んだ」と供述していますが、その後の警視庁への取材で「ロッカーの鍵を知人の家に忘れ、ばれると思って自首した」と供述していることが分かりました。警視庁は当時の状況を詳しく調べています。