26日午前6時10分ごろ、東京都文京区本郷5丁目のアパートの一室で「妻と子どもが息をしていない」と住人の40代の男性から119番通報があった。警視庁によると、男性の妻で会社員の武藤容子さん(36)がクローゼット付近で首をつった状態で見つかり、近くで長女の夏樹さん(10)、長男の雅俊君(5)、次女で生後8カ月の好美ちゃんも倒れていた。4人は搬送先の病院で死亡が確認された。
本富士署によると、夜勤から帰宅した男性が4人を見つけた。子ども3人は布団に横たわっていた。署は無理心中の可能性もあるとみて調べている。
26日朝、東京・文京区のアパートの1室で36歳の母親と幼い子ども3人の合わせて4人が死亡しているのが見つかりました。母親は「3人の子どもを抱え、経済的に将来が不安だ」という内容の悩みを周囲に話していたことがわかり、警視庁は、無理心中を図ったと見て詳しい状況を調べています。
26日午前6時ごろ、東京・文京区本郷にあるアパートの1室で、この家に住む36歳の母親が寝室のクローゼットで首をつっているのが見つかりました。
また、室内の布団の中で、小学4年生の10歳の長女と、5歳の長男、それに生後8か月の次女の合わせて3人が死亡しているのが見つかりました。
警視庁によりますと、子ども3人に目立った外傷はないということです。
その後の調べで、母親が「3人の子どもを抱え、経済的に将来が不安だ」という内容の悩みを周囲に話していたことが捜査関係者への取材でわかりました。
父親は夕方から朝にかけてビルの清掃の仕事をしていて、母親も子どもたちを保育園などに送ったあと、仕事に出ていたということです。
警視庁は、現場の状況などから無理心中を図ったと見て、子どもたちの死因など詳しい状況を調べています。
26日午前6時10分頃、東京都文京区本郷のマンション2階の一室で、住人のビル清掃業の男性(46)から、「妻と子供が死んでいる」と119番があった。警察官が駆け付けたところ、男性の妻と子ども3人が倒れており、4人とも搬送先の病院で死亡が確認された。警視庁本富士署は、妻が無理心中を図った可能性があるとみて、調べている。
本富士署の発表によると、死亡したのは、男性の会社員の妻(36)、小学4年生の長女(10)、長男(5)、生後8か月の次女。
男性が26日朝に仕事から帰宅したところ、クローゼットの中で妻が電気コードのようなものをかけて首をつっているのを発見した。近くの布団に長男と次女が倒れており、別の部屋の布団に長女が倒れていた。室内に外部から侵入された形跡はなかった。
男性は同署に対し、妻が経済的な理由で将来を悲観していたと説明しているという。現場に遺書はなかった。子どもたちに目立った外傷はなく、同署が死因を調べている。
現場は都営地下鉄春日駅の東約300メートルの住宅街。近所の女性は「仲が良さそうな一家だったが……」と驚いていた。部屋から子どもの泣き声が聞こえることもあり、女性は「お母さんは3人の子育てが大変だなと思っていた」という。
知人らによると、男性の家族は約3年前、長女の幼稚園卒園と同時に新潟市から東京に転居した。長女と同じ幼稚園に子どもを通わせていたという新潟市の女性は「昨年、妻に会ったが、とても幸せそうだった。信じられない」と声を震わせていた。
自己紹介
出身校: 明倫短期大学
新潟県立新潟中央高校に在学していました
東京都 文京区在住
新潟県 新潟市出身