小学2年の女の子を包丁で刺し、殺害しようとした罪に問われている女について、検察側は懲役12年を求刑しました。
岡田利恵被告(42)は、去年12月、奈良県生駒市の自宅で、息子の同級生の女の子(当時8)を包丁で刺し、殺害しようとした罪に問われています。女の子の命に別状はありませんでした。事件の約1年前、女の子と遊んでいた息子が骨折をする事故があり、検察は「女の子を恨んでの犯行」と指摘。さらに「1分間に20回以上刺していて殺意はあった」と懲役12年を求刑しました。一方、弁護側は「突発的な犯行で、すぐに自ら119番通報している」と殺意を否定し、保護観察付きの執行猶予判決を求めました。判決は27日の予定です。