一部始終をドライブレコーダーが捉えていました。小樽市の国道であおり運転をしたとして札幌の男が暴行の疑いで逮捕されました。
ギリギリまで接近してくる車。札幌市北区の瀧下秀樹容疑者は、今年8月小樽市張碓町の国道5号で車を運転中、50代の女性が運転する軽自動車に幅寄せするなどあおり運転をした暴行の疑いがもたれています。この一部始終がドライブレコーダーに記録されていました。警察によりますと、瀧下容疑者は「わざとではない」などと容疑を否認しています。あおり運転で暴行罪を適用して逮捕されるのは道内で初めてです。
北海道・小樽市の国道で悪質なあおり運転をしたとして、35歳の男が暴行の疑いで逮捕・送検された。なまなましいやり取りがスマートフォンに残されていた。
被害者「危ないでしょ」
容疑者「左(車線)だもんくっつくべや。おまえがブレーキ踏んだんだべ」
被害者「おかしいでしょ、だって」
容疑者「俺もドラレコついてんだコラ」
被害者「おかしいから」
札幌市の会社員・瀧下秀樹容疑者は今年8月、小樽市内の国道で50代の女性が運転する軽自動車に幅寄せするなど、あおり運転をした暴行の疑いが持たれている。
警察は、瀧下容疑者が女性の車に約40センチの距離まで幅寄せするなど、事故を起こしかねない悪質な行為だとして暴行容疑を適用した。
瀧下容疑者は12日午前、検察庁に身柄を送られたが、「わざとではない」などと容疑を否認している。あおり運転による暴行容疑での逮捕は、北海道では初めて。