小学4年の女子児童(9)に裸の画像を送らせたとして、警視庁少年育成課は15日、茨城県守谷市の市立小常勤講師、篠田泰輝容疑者(22)=同市大柏=を児童買春・ポルノ禁止法違反容疑(製造)などで逮捕したと発表した。小6の女児になりすましてスマートフォンの無料ゲームアプリに登録し、被害女児と知り合ったという。
逮捕容疑は9月中旬、東京都内に住む女児に裸の画像を撮影させ、スマホに送信させたとしている。逮捕は13日。「うまくだまして裸の写真を手に入れることで優越感を感じていた」と容疑を認めているという。
同課によると、篠田容疑者は小中学生に人気のゲームアプリで女児と仲良くなった後、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で連絡を取り合い、「胸は膨らんできた?」などと相談を装って裸の画像を送らせた。篠田容疑者のスマホには他にも複数の少女のわいせつな画像が残っていたという。
篠田容疑者は10月23日、同様の手口で小6の女児に裸の画像を送らせたとして宮城県警に同法違反容疑で逮捕され、今月13日に処分保留で釈放された。守谷市教育委員会は「信頼されるべき教職にあってあるまじき行為。再発防止に万全を期す」としている。