19日午前0時半ごろ、兵庫県稲美町加古の民家付近で、「倉庫から自宅に火が燃え移っている」と、この家の家人とみられる40代の男性から119番通報があった。県警によると、火は約3時間15分後に消し止められたが、この火事で3人が病院に搬送され、このうち、いずれも10歳くらいの男児と女児の2人の死亡が確認された。40代の男性は手や頭にやけどを負ったが、命に別条はないという。
加古川署によると、民家は木造2階建てで、家族4人が住んでいたとみられる。
現場はJR加古川線神野駅の南東約2キロ。近所の女性(84)は「あまりにも明るくなったので、何があったのかと思って跳び起きた。大事にならなければいいけど」と心配そうに消火活動を見つめていた。
道路向こうで火事があって眼が覚める。 pic.twitter.com/0quKZ9Quct
— ring@R6S垢 (@lin_win_two) 2018年11月18日
周辺住民の男性(68)によると、男性会社員の家族は18日、バーベキューをしていた可能性があり、倉庫でこんろが見つかった。女児と男児は子ども部屋がある2階にいたとみられる。