30日午後9時10分頃、水戸市下大野町の那珂川河川敷で、「人が倒れている」と近くに住む男性(57)から110番があった。水戸署員が現場に駆け付けたところ、草むらで同市に住む茨城県立高校3年の女子生徒(18)があおむけに倒れて死亡していた。数十メートル離れた河川敷に父親(48)が首に傷を負って倒れており、病院に搬送された。命に別条はないという。
発表によると、女子生徒に目立った外傷はなく、遺体のすぐそばには手提げかばんがあった。父親は発見時、意識がもうろうとした状態だったという。同署は父親の回復を待って事情を聞く方針。
警察は、現場の状況から少女が事件に巻き込まれた可能性もあるとみて、死因を調べるとともに、父親が何らかの事情を知っているとみて回復をまって話を聴くことにしています。