7日午後4時35分頃、埼玉県狭山市堀兼の県道交差点で、横断歩道を歩いて渡っていた同市の小学校の男子児童(7)が、左から直進して来た乗用車にはねられた。男児は頭を強く打ち、意識不明の重体。車はそのまま逃走し、狭山署はひき逃げ事件として捜査している。
発表によると、車は白色のセダン型で、バイクでパトロール中だった同署員2人が事故を目撃していた。現場は片側2車線で、信号機がある十字路。
埼玉県警狭山署は8日、道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(無免許過失致傷)の疑いで、同県朝霞市膝折町の会社員、吉田信介容疑者(40)を逮捕した。「逃げたことに間違いない」と容疑を認めている。同日午前に朝霞署に出頭してきた。
逮捕容疑は7日午後4時35分ごろ、狭山市堀兼の県道交差点で、無免許で乗用車を運転し、横断歩道を横断していた市内に住む小学生の男児(7)をはねて、けがを負わせて逃走したとしている。
同署によると、男児は頭を強く打ち、当初は意識不明の重体だったが、現在は意識が戻ったという。