盗撮目的で勤務先の高校の脱衣所に小型カメラを置いたとして、和歌山県警和歌山北署は17日、県立和歌山北高の非常勤講師、玉置友誠容疑者(25)=和歌山市葵町5=を県迷惑防止条例違反容疑で逮捕した。
逮捕容疑は11月20日午後10時20分ごろ、同校西校舎の女子寮(同市西庄)にある風呂場の脱衣所ロッカーに小型カメラを置いたとしている。同署によると、容疑を認め、「過去にも同じようなことをした」と供述しているという。
風呂上がりの女子生徒がカメラに気づき、学校側が同署に相談していた。玉置容疑者は2016年4月に同校へ着任。バスケットボール部で指導をしながら、寮を管理する舎監を務めていた。同署は舎監の立場を悪用して、鍵付きの脱衣所に解錠して侵入し、盗撮を繰り返した可能性があるとみている。