ぶんぐ瓦版 号外
2009/2/18
◆ 星島被告無期 遺族願い届かず
1/27の瓦版を書いた時に死刑にならん気がしてたんやけど、やっぱりそうなったか。
まだ地裁やから、この先どうなるか分からんけど、この裁判が何を言うとるかっちゅうと…
死体をバラバラにしたのは残虐やけど、死んでからのこと。
殺し方自体は、包丁で首を一突きやから恐怖も与えてないし、残虐性はないと。
結局、強姦もしとらんし…
っちゅうことが言いたいみたいやけど、結局「死人に人権なし」ってことなんやろな。
ちゅうことは、バラバラにすることは「量刑」を左右せんっちゅうことやな。
1/27の瓦版にも書いたけど、そこに「復讐」とか「報復」っちゅう考えがないからなんやな。
「憎しみの連鎖が生まれる」って言う人もおるけど、遺族からしてみりゃ死に顔を見る事も出来んし、まともな葬式も出来んし、遺骨もない。
別れの悲しさや悔しさを癒す儀式が出来ん辛さは相当なもんやろ。
遺族からしたら「死刑=復讐、報復」のはず。
それが奪われたら遺族はこの先どう生きたらええんやろな。
この裁判長が…
「殺害行為は冷酷ではあるが、残虐極まりないとまでは言えない。自ら罪を悔いており、死刑は重すぎる」
って言うとるけど、法的にはそうなんやろ。
被害者遺族の視点なんか「法律」にゃ入ってないからな。
殺人以外の犯罪は、被害者と加害者間の問題かもしれんけど、殺人は遺族の視点を無視したらあかんと思う。
裁判長は「法の番人」やから、法律に書いてないことまで判断するわけにゃいかんから、これは政治家の問題やな。
復讐、報復が法の理念にそぐわんのかもしれんけど、復讐、報復がいかんのなら戦争なんか起きるはずがない。
ちゅうか、キリストが言うみたいに、左のほほをぶたれたら右のほほを出せるほど人間は立派にゃ出来とらんやろ。
「赦す(ゆるす)」っちゅう行為は、人間のみに出来る行為やから、それが出来んのは人間やないんかもしれん。
けど、代理で処罰するなら、そういうことも考えて法律を作って欲しいもんやな。
自らの「人間性」を否定して感情の赴くまま「死刑」を選択するか、客観的に法律に基づいて、そこに「人間性」を加味して「死刑」を回避するか…
ほんま、死刑を考えると頭が痛い…
裁判員制度なんかやめてくれんかな。
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