◆ 首相「第3の矢は悪魔を倒す」


「悪魔」って何やねん(笑)

安倍晋三首相は30日付の英紙フィナンシャル・タイムズに、「私の『第3の矢』は日本経済の悪魔を倒す」と題した論文を寄稿し、経済再建なしに財政の健全化はあり得ないと述べて、日本経済の構造改革を断行する考えを表明した。

「悪魔」が何なのかよう分からん以前に、そもそも「株価」しか上がっとらんのやけどねぇ。

その「第3の矢」とやらは…

首相はまず、改革の例として今年、法人税率を2・4%引き下げたほか、数年で20%台に減らすことを明らかにし、「それは成長を助け、外資を呼び込むことになる」と強調。規制の撤廃のほか、エネルギーや農業、医療分野を外資に開放することを言明した。

「外資に開放」と(笑)

そもそも、エネルギー、農業、医療ってのは、規制で雁字搦めになっとるわけで、開放するなら、まず国内向けに開放しろよ。

何で一足飛びに「外資」やねん。

誰かの入れ知恵なんか、ユダ金に操られてるんか知らんけど、こういう「外資」って発想は、ほんま勘弁して欲しいもんですな。

国内需要があって、やりたくても規制で諦めてる企業がようけあるんやから、外資を呼び込むより、まずは国内企業の成長を助ける事を考えるべきやろ。

外資が入ってもそれなりに波及効果はあるやろうけど、全部持って行かれるのが関の山。

だいたい、行き場のないカネが「内部留保」って形で300兆円以上になってるんやで。

万が一の為に貯め込んでる分もあるやろうけど、エネルギー、農業、医療を国内向けに開放すりゃ、それなりに使いたがる企業もあるはず。

何で「外資」やねん。

ほんま、「外資、外資」ってのはうんざりですわ。

国内にカネがないなら「外資を入れて活性化させる」ってのも分からんでもないけど、国内でカネが余ってるんやで。

ほんまは、労働者に回すべきもんやけどな。

それを活用する事を考えず、外資に頼るってのは、ほんま意味が分からん。

だいたい外資なんか入れたら、経済的に「植民地化」されるだけやねん。

ちゅうか…

下関戦争

こんな事をやらかした長州藩の子孫なんやから、「外資」とか言わんといてくれんかね。

明治維新もそうやけど、改革の出発は、まずは「攘夷」。

TPPなんかも含めて「開国」にシフトしようとしてるけど、信長は、自分が世界進出を企んでたんで「開国開放」でキリシタンの受け入れにも寛容やったけど、その間違いに秀吉が気づいて、キリシタンを閉め出して、家康がその完成形として「鎖国」を成立させて以来、日本人のDNAには「攘夷」ってのが完全にプログラムされてる。

「外資の受け入れ」も悪い事ばっかりやないけど、まずは国内の企業に目を向けて、それでもあかんのなら「外資」って順番にして下さい。

まぁ、「攘夷」ってのは、その後「倒幕」に向かう事になるんで、政権側の人間にしたら痛し痒しなんやけどな。

とにかく、内部留保の300兆円を吐き出したくなるような政策をお願いします。

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金融鎖国―日本経済防衛論


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