◆ カリフォルニア州 安楽死法案可決

安楽死合法化は大賛成なんやけど…

薬を入手することができるのは18歳以上で、2人の医師から余命半年以内と診断されていることや、自らの意志で安楽死を選択する能力があること、2人の立会人のもと、書面を作成し、医師に提出することなどが求められます。

「余命半年以内」限定なんやな。

まぁ、「自殺」が「悪い事」って定義されてる以上、こういう縛りがあるのも当然やし、言わんとする事は分かるんやけど、もう死ぬのが「悪い事」って価値観は卒業した方がええと思うんやけどなぁ。

「死にたいヤツは勝手に死ねば良い」ってのが持論のオイラでも10代の自殺ってのは何とかせなあかんとは思うけど、基本は死にたいヤツは死なせてやった方が良いと思う。

認めてやれば、電車に飛び込んだり、ビルから飛び降りたり、他人を巻き込んだ自殺ってもんがなくなるわけで、自殺を禁止するよりも社会的にはメリットがあるやん。

どうせ自殺を禁止したって死にたいヤツは死ぬんやし、むしろ安全に楽に死なせてやった方が良くないか?

それと臓器移植を組み合わせれば、死にたいヤツは楽に死ねて、生きたい人は生きられる。

個人的には、他人の死を待ち望んで、それでも生きたいってのがどうにも理解できんけど、そういう「生き方」を否定はせんし、あっても良いと思うけど、ドナーが少ない現状じゃ、そういう「生き方」を選べる人も限られる。

日本で考えれば、自殺者は毎年3万人はおるわけで、その死を再利用すりゃ、そういう「生き方」を選ぶ事も格段に広がるやん。

死にたい人が楽に死ねて、生きたい人が生きられるってのは、それはそれでええ事やと思うんやけどなぁ。

個人的には、自殺するヤツも、そうやってでも生きたいってのも、どうにも理解できんけど、「選択肢」があるって事には賛同する。

「生きる事は素晴らしい事」ってのを否定するつもりはないけど、身体的であったり、経済的であったり、生きる事が苦しい人がおるのも事実やし、「生きる」事はあの世に行く為の「苦行」って考え方もあるわけで、「生きる」ってのは基本しんどいねんで。

平均寿命が40年、50年の頃は、「自殺」なんか考えんでも、「死」がすぐそばにあったんで、「もうちょっと生きてみよ」って思えたけど、今や平均寿命は70を超えて80になろうとしてる。

戦争もないし、「死」にリアリティを感じられん現代じゃ、自ら死を選ぶのも必然なんとちゃうかな?

ある程度ゴールが予測できりゃ走る事ができても、ゴールが分からんと走る事ができん人もおるねん。

という事で、安楽死は、年齢制限はつけてもええと思うけど、「余命半年」とかそれ以外の制限はつけん方が良いと思う。

まぁ、それでも、こういう議論ができて、法案が可決したって事は、日本から見るとうらやましい限りやけどな。

日本も、せめてこういう議論ができるまでにはなって欲しいもんです。




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