寝かせたカレー 食中毒に注意|ぶんぐ瓦版
◆ 寝かせたカレー 食中毒に注意
話は聞いた事あるけど、一般家庭じゃ滅多に起こらんやろな。
3月8日夕方から翌朝にかけて、東京・世田谷の私立幼稚園の園児67人と教職員9人の計76人が次々と、下痢や腹痛、嘔吐(おうと)の症状を訴えた。
複数の患者の便からウェルシュ菌が検出され、保健所は、8日昼の「年長組を送る会」で食べたカレーが原因と断定。カレーは、7日午前11時ごろから、教職員と園児が職員室で、二つの大きな鍋を使って作り、そのままの状態で、一晩常温で保存。食べる直前に再加熱したという。
こういう風に大量につくって、一晩放置するからこういう事になる。
ちゅうか、「一晩寝かせると旨い」からって、わざわざこんな調理法すんなっちゅうの。
別に一晩寝かせんでも、急速に冷まして、もう1回加熱すりゃ同じもんがつくれるがな。
カレーに限らず煮物全般そうすりゃええねん。
それを、一晩寝かせるからこんな事になる。
ただ、一般家庭じゃ滅多に起こらんと思う。
日本食品衛生協会の栗田滋通・技術参与によると、ウェルシュ菌による食中毒が起きやすいのは「カレーやシチューなどとろみのある料理を大鍋で作った時」だという。筑前煮や煮込みハンバーグなどでも起こる。
ウェルシュ菌の中には「芽胞(がほう)」という殻のような状態になるものがある。熱に強い芽胞は、100度で60分間熱しても死滅しないとされる。そのため、調理の際に煮沸してもウェルシュ菌が残り、その後増殖して食中毒を引き起こす可能性がある。
常温で保存し、温度が55度程度まで下がってくると芽胞から新しい芽が出て菌が増殖し始める。特に43〜45度で急速に増える。料理にとろみがついていたり、量が多かったりすると、温度はゆっくり下がるため、菌が増殖する時間も長くなる。
ここでも言うとるけど、「大鍋で作った時」っちゅうか、大量につくると危ないだけで、100度で60分間熱しても死滅せんって言うけど、ウェルシュ菌は…
ウェルシュ菌
ウェルシュ菌(ウェルシュきん、学名:Clostridium perfringens)とはクロストリジウム属に属する嫌気性桿菌である。
「嫌気性」なわけで、よくかき混ぜて、酸素に触れさせりゃ、基本的に大丈夫。
大鍋で大量につくると、ちゃんとかき混ぜられへんから、こういう事になるんやろな。
なので、一般家庭じゃ滅多に起こらん。
何にしても、知識として知っといた方がええと思うけど、一般家庭じゃ滅多に起こらんので、あんまり気にせんように。
気になるなら、よくかき混ぜましょう。
ただ、夏場は他の菌もあるから「寝かす」なら冷蔵庫に入れとく事ですな。
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