韓国の通信社、連合ニュースは、韓国政府の消息筋の話として25日、北朝鮮東部のウォンサン(元山)付近で大規模な砲撃訓練が行われていると伝えました。
訓練は、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の立ち会いのもと、長距離砲など300門から400門が投入されていて、「過去最大規模の砲撃訓練だ」としています。
25日は、朝鮮人民軍の創設から85年の節目にあたり、北朝鮮としては軍の最高司令官であるキム委員長の権威を一層高めるとともに、韓国で続けられている米韓合同軍事演習への対抗姿勢を鮮明にし、圧力には屈しないという立場を強調する狙いがあると見られます。