知的障害特別支援学校の東京都立永福学園(杉並区)で23日、高等部1年の男子生徒(15)がバスケットボール部の部活動中に、熱中症のため救急搬送されたことが分かった。都教育委員会によると、生徒は意識不明の重体。顧問教員からペナルティーとして屋外で約10キロのランニングを指示され、走っていた最中に発症したという。
男子生徒は、2日前の21日に、走るのが遅かったペナルティーとして、顧問の教員から、1周約450メートルの校舎の周りを43周走るよう指示されていた。しかし21周、約10キロ走ったところで、体調が悪くなったため、23日になって残りの22周を走っていた。