勤務している学校の男性教頭の上履きを隠すなど嫌がらせ行為をしたとして、北海道教育委員会は22日、富良野市の高校の男性教諭(51)を減給3カ月とする懲戒処分を発表した。
道教委によると男性教諭は昨年11月〜今年3月、「即刻交代させるべきだ」などと教頭の信用をおとしめるような文書を職員室に貼ったり、教頭の上履きや靴を校舎内や自分の車の中に隠したりするなど嫌がらせをしたという。「服装や部活指導について教頭に指導されたことが不愉快だった」と話しているという。
このほか、生徒にセクハラ行為をしたとして、小樽市の中学校の男性教諭(59)を停職5カ月とした。2015年9月ごろ〜16年10月ごろ、自校の女子生徒4人に「愛してるよ」などの不適切な発言や、肩をさわったりスカートのウエスト部分をつかんだりするなど不必要な身体接触を繰り返したという。「生徒との円滑な関係を築く上で悪ふざけや冗談が有効と考え、度を超してしまった」などと話しているという。