事故があったのは、福島・本宮市にある東北自動車道・上り線の安達太良サービスエリアの駐車場で、午前9時半ごろ、東京方面に向かう高速バスが発進した際に、女性をはねた。
この事故で、宮城・仙台市の三浦純子さん(47)が、頭を強く打つなどして、死亡した。 売店の従業員は「車と車の接触は、目の前で見たことあるけど、人とバスの接触は初めて」と話した。
三浦さんは、別の高速バスを利用していたが、事故を起こしたバス会社によると、休憩のためバスを降りた三浦さんが、靴ひもを結ぶため、しゃがんでいた時に、発進させてしまったという。
調べに対して、高速バスの運転手(45)は「気づかなかった」などと話しているという。
大型車の場合、車両のすぐ前方も死角になります。
普通自動車の場合は車高がないので、それほど大きな死角にはならなくても、大型車の場合は、余裕で人が隠れてしまうくらいの死角があるのです。
死角に入らないためのポイント
信号待ちや渋滞等で車の列が出来ている時に、車の隙間の縫うように走る人を時々見かけますが、バスや大型車の前をすり抜けようとすると、ドライバーの死角に入るため、非常に危険な行為だということを認識しておく必要があると思います。