12日午前8時35分ごろ、東京都新宿区大久保3丁目の都道交差点で、乗用車が横断歩道の歩行者をはね、男女7人が重軽傷を負った。警視庁は車を運転していた東京都町田市木曽東4丁目、会社員大野純一容疑者(52)を、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕した。
新宿署によると、車は赤信号で横断歩道を横切って交差点に進入。電柱にぶつかった後、歩道に突っ込んだ。はねられたのは26~56歳の男女で、3人が重傷だがいずれも命に別条はないという。大野容疑者は「赤信号で止まろうと思ったら、ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しているという。
現場はJR高田馬場駅から南に約500メートル。事故当時は通勤時間帯で、オフィスビルに面した交差点は一時騒然となった。
現場の横断歩道を渡っていた女性会社員(25)は、信号が赤なのに白い車が減速せずに突っ込んでくるのを目撃した。「イヤホンをしていても、衝撃音が聞こえた。人にぶつかってからさらにスピードが増したように見えた」。近くの有料老人ホームで仕事中だった40代の女性によると、歩道にある柱と車の間に挟まれている人が「熱い、熱い」と声を上げていた。複数の通行人が、挟まれた人を助けようと車を押していたという。
8:30分頃、諏訪通りの高田馬場の車と人の交通事故、負傷者がいる pic.twitter.com/Il1WvRZvR6
— 俺 (@k88hm) 2018年6月12日
事故みたいだけど一体何ごと…というくらいの規模でパトカーや消防車、機動隊の車まで来てる。#諏訪通り#高田馬場 pic.twitter.com/WK170xi47w
— dont_leave_martin (@dontleavemartin) 2018年6月12日