女性(38)の自宅周辺でつきまとい行為をしたとして、警視庁綾瀬署はストーカー規制法違反容疑で、東京都足立区竹の塚の会社員、五代儀大(いよぎ・まさる)容疑者(46)を逮捕した。五代儀容疑者は同じ女性に20年近くつきまとっていたとみられ、「彼女の姿を見ると安心した」などと容疑を認めている。
逮捕容疑は今月2日から17日までの間に、女性の自宅前の路上を車でうろつくなどのつきまとい行為を計3回にわたって繰り返したとしている。
同署によると、五代儀容疑者は約20年前、ガソリンスタンドでアルバイトをしていた女性に一方的に好意を抱き、追跡して自宅を突き止めてごみをあさったり、家をのぞいたりしていた。その後、女性を見かけなくなったが数年前に再び姿を見かけ、ストーカー行為を再開したと供述しているという。
平成27年にも同じ女性に対するストーカー行為で警視庁に逮捕されており、同署は危険性が高いと判断。事前に警告することなく逮捕に踏み切った。