◆ 4ヶ月女児を殺害した母に懲役7年

毎度毎度「子殺し」の判決の軽さが理解に苦しむ。

夫婦喧嘩の八つ当たりで生後4ヶ月の長女を殺してるのに、それを「精神障害」の影響って事にして刑を割り引ってほんま意味が分からんわ。

生後4か月の長女を踏みつけて殺害した罪などに問われている福岡市の24歳の母親に対し、福岡地方裁判所は「非常に危険な行為だが、犯行の背景には精神障害の影響があった」として、懲役7年の判決を言い渡しました。

福岡市の無職、町野芹菜被告(24)は、去年7月、自宅で生後4か月の長女の心美ちゃんの胸や腹を踏みつけて殺害したなどとして殺人などの罪に問われています。

これまでの裁判で、検察が懲役12年を求めた一方、弁護士は、殺意はなく傷害致死にとどまるとした上で、精神障害による心神耗弱の状態だったとして執行猶予のついた判決を求めていました。 判決で福岡地方裁判所の丸田顕裁判長は、「乳児を踏みつけること自体、命の危険を感じさせる行為で、被告は善悪を判断でき、長女を死亡させる危険性を十分に理解していた」と指摘し、殺人の罪にあたるとしました。

その上で「乳児の心臓が破裂するほどの強さで踏みつけていて、非常に危険な行為だが、夫婦げんかでのいらだちをわが子にぶつけた背景には精神障害の影響もあった」と述べ、懲役7年の判決を言い渡しました。


映像ニュースはコチラ
4ヶ月長女を“踏みつけ殺害” 24歳母親に懲役7年判決 「殺意あった」と認定 福岡地裁

これ事件当時も取り上げたけど…

4ヶ月の長女を踏みつけて殺害した母親の町野芹菜容疑者(22)を逮捕 「殺すつもりはなかった」 福岡県福岡市

旦那が48歳ってのも影響してるんやろうけど、それでも夫婦喧嘩の八つ当たりで生後4ヶ月の赤ちゃんを何度も踏みつけられる神経に驚くわ。

それにしても、理解に苦しむのが丸田顕裁判長とやらの話な。

「乳児を踏みつけること自体、命の危険を感じさせる行為で、被告は善悪を判断でき、長女を死亡させる危険性を十分に理解していた」

って言うといて…

「乳児の心臓が破裂するほどの強さで踏みつけていて、非常に危険な行為だが、夫婦げんかでのいらだちをわが子にぶつけた背景には精神障害の影響もあった」

最後は精神障害を理由に割り引く。

赤ちゃんを踏みつけられる時点で精神障害があるとは思うけど、踏みつけた事は「善悪の判断ができる」って認めといて、何で最後で精神障害を理由に割り引くねん。

殺人と認定したなら、割り引く必要ないがな。

そもそも、求刑の懲役12年が軽すぎるんやけど。

何にしても、罪状が「保護責任者遺棄致死」でも「傷害致死」でも「殺人」でも、虐待死での判決がどうにも「懲役7年」で揃いすぎてるの不思議でしゃあない。

とにかく、「子殺し」の判決がこれだけ軽いから虐待がなくならんって側面もあると思うんで、現行法じゃこれが精一杯って言うなら、別枠で虐待死に関する法律をつくって、厳罰に処せるようにして欲しいもんです。




ぶんぐのぶろぐ


詳細記事&コメント投稿



前の記事

次の記事

TOPに戻る

■ メルマガ購読・解除 ■
ぶんぐ瓦版



Amazon.co.jpロゴ
モッピー | お金がたまるポイントサイト
ぶんぐ占い
ぶんぐのぶろぐ
ぶんぐ瓦版登録
ぶんぐ瓦版TOP