女子高校生に抱きつくなどしたとして、神奈川県警多摩署は１０日、強制わいせつ容疑で、東京都調布市富士見町の歯科医師、安部佐（たすく）容疑者（３２）を逮捕した。

逮捕容疑は、５月２３日午前８時２０分ごろ、川崎市多摩区内の住宅街の路上で、近隣の高校に登校中の女子生徒（１８）に背後から抱きつき、上半身などを触るわいせつな行為をしたとしている。

同署によると、安部容疑者は横浜市都筑区内の歯科医院の院長。取り調べに対し、当初は「今、頭が混乱していて、何て言っていいのか分からない」などと供述していたが、その後、「女性の体を触ったことは間違いありません」と容疑を認めたという。

女子生徒から相談を受けた高校の教諭が同署に連絡し、事件が発覚した。周辺の防犯カメラの映像などから、安部容疑者を特定した。

安部佐
港北歯科クリニック　院長

日本歯科大学生命歯学部卒業。中国大連での海外研修や多数の臨床経験を経て、削って詰める歯科医療に疑問を感じる。う蝕や歯周病の原因となる口腔内細菌について同大学院生命歯学研究科にて研究を行い、博士号を取得。2017年から横浜市都筑区で港北歯科クリニックを開業する傍ら、医科病院に対しての口腔ケアの講演も行い、また、新日本歯科研究会の理事も務める。 現在の仕事についた経緯は？
医師家系に育ったこともあり医療の道に進むことは幼少期から感じていました。叔父が歯科医師であり、歯や口元の悩みを抱えている方が診療後に笑顔になる様子を見て、素敵な仕事だと思い目指すきっかけとなりました。

仕事へのこだわり
私が日々多く診させていただいているう蝕（むし歯）と歯周病は、生活習慣病の側面をもつことを理解していただきたく、説明はしっかりと行います。口腔は目には近い位置にあるものの、なかなかご自身では確認が困難な場所です。状況把握とその解決策を最善の方法、または患者さんに合った治療計画を立案します。

今後の目標
歯科医院は、むし歯になったら削って詰めるところ。歯がグラグラになったら抜いて何かで補うところ。そんなイメージが強いと思います。それとは別に、歯を失わないように確認してもらう場所でもあります。定期的に確認してもらうことで、結果的に全身的な健康につながり、生涯にわたり楽しい食事や素敵な時間を過ごすことができると信じてます。また、それをサポートさせていただけたらと思います。

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